大久保理事の生き活きブログ

かながわ生き活き市民基金の理事であり、かわさき生活クラブ理事長の大久保明美です。

市民基金の立ち上げる前から、このプロジェクトのメンバーとして参加しています。
2012年2月からスタートした『新たなファンド創設に向けた基本方針策定プロジェクト』のメンバーとして参加し、数回の会議を行ない、答申を創り出してきました。
「人間が人間らしく生きられる社会をめざして」「市民資本の循環と協同で市民社会を強くする」『「福祉たすけあい基金」の力を社会に拡げる』の考えのもと“新たなファンド創設の基本方針(案)”“市民資本セクターを強め、社会をつくり・かえるための市民ファンドの創設”をめざしました。

2012年6月には新たな市民基金実施計画策定プロジェクトを設置し、新たな市民基金として「かながわ生き活き市民基金」と名称し、最終答申を創り出してきました。
この間、生活クラブの組合員は市民基金の概要、学習会・討議を重ね意見を出し合い、最終答申に反映し、組合員意見を盛り込んだ最終答申を作成しました。
2013年1月には(仮称)かながわ生き活き市民基金設立準備会を立ち上げ、「福祉たすけあい常設基金」への新たな呼びかけをスタートさせました。

2013年4月には一般財団法人かながわ生き活き市民基金を設立、7月には公益財団法人を取得し、生活クラブの新たなチャレンジがはじまりました。
この間のプロジェクトメンバーとして、議論に参加できたことに、感謝しています。
私の生活の中に“寄付文化”の考え方がなく、最初はこの市民ファンドを設立することが必要なのか?疑問でした。議論を重ねていく上で、市民の力で世の中を変えていくことができる素晴らしいファンドだと言うことに、気づきました。

2014年6月には、第1回2013年度福祉たすけあい基金助成金贈呈式・交流会を開催しました。9団体が助成し、各団体から助成を受けた活動の紹介や今後の展望等、報告を聞くことができました。助成した団体はこれからも応援したくなる団体でした。
これからも地域に目をむけ、応援していこうと思っています。