2015年3月30日
報告
生き活き市民基金
福祉たすけあい基金第1期の助成団体「大倉山ドキュメンタリー映画祭」に行ってきました。場所は「横浜市大倉山記念館」。行かれたことがありますか?1932年大倉精神文化研究所として作られ、横浜市に寄贈され文化財に指定されている建物です。長く・少し急な坂を上っていくと、白亜の記念館に迎えられます。
映画祭は今年第8回目。二日間で8本のドキュメンタリー映画が上映されます。80名が観賞できるホールは、かつては宇宙の自己を自覚する場として設計されました。料金は1本1600円シニア・高校生・障がい者と2本目からは1000円。地域の作業所や社会福祉法人がでて、クッキーやお弁当。コーヒー・紅茶の販売もあります。保育の予約もできます。地域に溶け込んでいる感があります。若年性の認知症の日々を生きる、また一人暮らしをする祖母から人間存在の孤独を描くドキュメンタリーが満席になっていました。
基金が助成したのは、実行委員会形式で多様な団体・人々の参加があり、地域の人々とのつながりを豊かにしていく活動に対してです。ドキュメンタリー映画は過去の・現在の人々の生活の記録です。時空を超え、つながることの意味を改めて実感してきました