2025年9月16日
福祉たすけあい助成は、生活クラブ組合員・市民からの寄付を原資に、子ども、高齢者、障がい者など社会で弱い立場にある人々を支援する市民活動、まちづくり活動市民活動の掘り起こし、市民団体のネットワークづくりなどに取り組む市民活動団体に対して年2回の助成を行っています。第24期(通常型)は、11団体へ総額3,986,000円の助成が決定しました。

選考委員長 手塚 明美
第24期の選考が終了し、11団体の活動に、3,986,000円の助成が決定しました。今回は、12団体・総額5,096,000円の申請があり、横浜市・川崎市・相模原市といった政令指定都市から半数、茅ヶ崎市、二宮町、秦野市、厚木市、大和市から半数と全県各地からの応募がみられました。今回の応募の特徴として、これまでの団体活動や団体を取り巻く地域の資源を活用した仕組みつくりや、防災・減災をテーマにしたまちづくり活動など、ひと工夫を凝らした活動が複数見受けられました。次のステージを目指す活動として大変期待しています
第24期は通常型の助成です。スタート助成と違って、複数年継続の助成を受けることはできません。できることであれば、減額を避けて、申請額を助成したいと考えています。しかしながら、基金としての予算もあることから、今回も全ての活動への助成支援とはなりませんでした。多くの市民による一人・月100円の寄付が本基金の原資となっています。活動計画や資金計画の組織内合意を経て、是非、再度のチャレンジを計画していただきたいと願っています。
最後になりますが、本助成に向けご寄付頂いた皆様にお礼を申し上げるとともに、引き続きのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
(一社)ソーシャルコーディネートかながわ 理事長
(公財)かながわ生き活き市民基金理事
| 名称 | 主な活動地域 | 申請事業 | 助成内容 | 助成額(円) |
|---|---|---|---|---|
| 一般社団法人 遊びでまちづくりする準備室 |
茅ヶ崎市 | まちのスコーレ~まち全体が学び場・遊び場 | 会議費、通信費、諸謝金、広報費、物品購入費 | 726,000 |
| 人生わくわく船 | 二宮町 | 二宮住民「避難所研修」及び「避難訓練及び能登半島地震支援活動から学ぶ報告コンサート」 | 交通費、賃借料、諸謝金、広報費 | 250,000 |
| NPO法人メダカのお弁当 | 相模原市中央区 | 第 1 回 インクルーシブ 進学・就労フェア in 相模原 | 会議費、通信費、消耗品費、印刷費、賃借料、諸謝金、広報費 | 305,000 |
| NPO法人シリウス | 厚木市 | 福祉の増進を図りながらまちづくりの推進を図る事業 | 印刷費、賃借料、広報費 | 300,000 |
| 一般社団法人 セカンドスペーストゥエンデ |
相模原市中央区 | 不登校児童生徒のための居場所運営事業 | 交通費、諸謝金、物品購入、印刷製本費 | 300,000 |
| 特定非営利活動法人 ひだまりの森 |
横浜市港南区 | 子育て期の女性のためのひきこもり支援事業「peace of mind」 | 交通費、通信費、諸謝金、等 | 300,000 |
| ははことファミリー | 大和市 | こどもの創造力を育む~ことばのたねばこ | 交通費、消耗品費、印刷費、賃借料、諸謝金、広報費、物品購入費 | 550,000 |
| 川崎朝鮮初級学校 オモニ会 | 川崎市川崎区 | 朝鮮学校と地域の子どもたちのための居場所づくり事業 | 交通費、消耗品費、賃借料、諸謝金、広報費、物品購入費 | 640,000 |
| NPO法人 ちがさき学童保育の会 |
茅ヶ崎市 | 不登校児童の寺子屋と支援者ネットワーク事業 | 交通費、消耗品費、諸謝金、物品購入費 | 335,000 |
| NPO法人 JECK | 横浜市 | 大地震による家屋倒壊リスクに特化した防災・減災の啓蒙 | 交通費、消耗品費、諸謝金 | 150,000 |
| チャコ村 | 横浜市都筑区 | チャコ村の藍と綿で遊ぼ | 印刷費、賃借料、物品購入費 | 130,000 |
| 合計 | 3,986,000 | |||
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