2016年11月18日
報告
生き活き市民基金
昨年9月、神奈川県内の生活協同組合・労働団体・市民団体が集い、非営利協同による連帯経済をすすめることを目的に研究会を立ち上げました。研究会では生活困窮者自立支援団体からの報告を皮切りに、マイクロクレジット研究・フードバンク研究を行い、この9月に活動のまとめを行いました。
研究会ではマイクロクレジットの立ち上げは現段階では見送るものの、フードバンクの設立に向けては今後積極的に検討をすすめようという提言を行いました。
<提言>
公正社会の実現をめざす非営利・協同の社会的連帯経済の具体モデルとしてフードバンクを共同でつくりましょう!
①分断・孤立と格差・貧困が同時進行する厳しい社会情勢にあって、非営利・協同組織は、今こそ公益に向かい公正社会の実現をめざそう。そして連帯経済の具体モデルとしてフードバンクの設立を検討しよう。
②協同の資源を社会に開放していくことを通じて、行政や市場への依存に陥ることなく、市民参加型による連帯~生活困窮者・社会的弱者への支援につながる多様な地域活動のネットワーク~をめざそう。
※研究会の
まとめ(冊子)のPOF