第14期・第15期福祉たすけあい基金贈呈式を開催しました。

 10月9日(土)生活クラブ共済たすけあい委員会と共催で開催しました。当初6月に予定していた贈呈式ですが、新型コロナ感染拡大防止の観点から4か月遅れの開催となりました。また今回は全員がオンラインによる参加形式で行い、総勢60名がオンライン上でつながり、吉村恭二理事長挨拶、手塚明美選考委員長(理事)からの選考講評の後、助成団体から活動報告を受けました。
 第14期・第15期の助成団体はコロナ禍で不安の多い時期の応募となりました。今まで培ってきた活動の形を変えて続けた団体やこれまでとは違う視点で活動をつくってチャレンジしてきた団体など、申請事業からは活動を継続、発展していくため、様々工夫されている様子が伝わってきました。
 福祉たすけあい基金助成は生活クラブ組合員を中心とした市民からの毎月100円の継続寄付を原資としています。寄付者である組合員からは、「今困っている人がいる、そのことに気づいて行動している人たち(団体)を月100円の福祉たすけあい基金に参加して自分も寄付で少し応援できていると思うと嬉しい気持ちになります。このたすけあいのしくみをもっと地域に広げましょう!」とのメッセージが送られました。参加者からは助成団体の活動を称えるたくさんの応援メッセージも寄せられました。
 贈呈式を機に、助成団体同士、助成団体と寄付者とのつながりができ、さらに市民活動が発展していくことを願うばかりです。今後もコロナ禍のもとでの活動が続くと予想されますが、おおぜいの市民の力と知恵によって様々な地域の課題を克服し、豊かなまちづくりが進んでいくことを期待します。