マイクロクレジット研究会を開催しています(報告その1)

 かながわ生き活き市民基金から非営利協同の組織・団体に呼びかけて、9月18日にマイクロクレジット研究会を発足しました。参加団体は、神奈川県内の協同組合・労働組合・市民事業団体で16団体です。発足集会には研究会メンバーほか32名が参加しました。
 発足集会では高橋均さん(中央労福協アドバイザー/前事務局長)の記念講演を行い、『社会的連帯経済を実践した人々~戦前・戦後の協同組合運動と労働運動の歩みから~』というタイトルでお話しいただきました。
 9月18日を皮切りに既に3回の研究会を開催しています。3回とも、生活困窮者自立支援を行っている市民事業団体の実践報告をゲストスピーカーから報告いただき、意見交換を行いました。
 各回の研究テーマをご紹介します。
第1回研究会(9月18日開催)
○神奈川県生活サポートグループ 『生活困窮者支援15年 事業の概要とひろがり』
○報告者:石上恵子さん(一般社団法人神奈川県生活サポート専務理事)
第2回研究会(10月17日開催) 
○「共に働く」をめざして ~就労支援の実践から~
○報告者:岡田百合子さん(NPO法人ワーカーズ・コレクティブ協会 専務理事)
◎地域循環型資源による持続可能なまちづくり・仕事おこし
◎報告者:鳴海 美和子さん(ワーカーズコープ。センター事業団神奈川県本部副本部長)
第3回研究会(10月31日開催)
○市民が市民を救う社会へ ~一般社団法人生活サポート基金の10年の実践~
○報告者:藤田愛子さん(生活サポート基金 代表理事)
     久保田修三さん(生活サポート基金 常勤理事)
各回の研究会の内容の概要については今後「研究会報告・続報」としてお知らせします。

<参加団体(順不同)>
神奈川県労働者福祉協議会、神奈川県生活協同組合連合会、生活協同組合ユーコープ、パルシステム神奈川ゆめコープ、生活クラブ生活協同組合、(公財)横浜YMCA、参加型システム研究所、福祉クラブ生活協同組合、全労済神奈川県本部、中央労金神奈川県本部、(特非)ワーカーズ協会、神奈川ワーカーズコレクティブ連合会、女性市民コミュニティバンク、神奈川県地方自治研究センター、認定NPO法人地球の木、ワーカーズコープセンター事業団神奈川県本部
マイクロクレジット研究会呼びかけ文(word)