第17期福祉たすけあい基金贈呈式が開催されました(9/30)

9月30日(金)生活クラブ共済たすけあい委員会との共催で開催しました。新型コロナの感染状況を踏まえ、今回は実参加(助成団体代表と生活クラブ組合員リーダー)とオンライン参加(生活クラブ組合員、助成団体)の併用で開催しました。総勢 55名参加があり、吉村恭二理事長挨拶のあと、助成団体ごとにプレートの贈呈と活動報告を行い、手塚明美選考委員長(市民基金理事)からの選考講評がありました。17期スタート助成は長引くコロナ禍の中での募集となりました。市民基金でこの間、新型コロナ対応助成を複数回行い、地域で工夫をしながら生き活きと活動している多くの草の根団体への支援を積極的に実施してきたことで様々な関連団体に知られることとなり、多数の申請につながりました。

贈呈式での各助成団体活動報告への反響も大きく、参加者からは助成団体の活動を称えるたくさんの応援メッセージが寄せられました。

 福祉たすけあい基金助成は生活クラブ組合員を中心とした市民からの毎月100円の継続寄付を原資としています。寄付者である組合員からは、「今困っている人がいる、そのことに気づいて行動している人たち(団体)を月100円の福祉たすけあい基金に参加して自分も寄付で少し応援できていると思うと嬉しい気持ちになります。このたすけあいのしくみをもっと地域に広げていきたい」とのアピールがありました。

 今回は受賞団体の代表者と生活クラブ神奈川共済・たすけあい委員会メンバーが実参加であったため、贈呈式終了後に若干ですが、名刺交換など交流する時間が持てました。

 贈呈式を機に、助成団体同士、助成団体と寄付者とのつながりが深まり、さらに市民活動が発展していくことを願うばかりです。今後もコロナ禍のもとでの活動が続くと予想されますが、おおぜいの市民の力と知恵によって様々な地域の課題を克服し、豊かなまちづくりが進んでいくことを期待します。