2014年10月28日
2014年度よりかながわ生き活き市民基金の理事になりました、生活クラブ生協副理事長の城田喜子です。
今日は、生活クラブ生協が福祉クラブ生協と共に行っている若者支援の活動『キララ賞』について紹介します。
キララ賞創設のきっかけは1989年に生活クラブ生協がもう一つのノーベル賞と言われる『ライト・ライブリフッド賞・名誉賞』を日本で初めて受賞したことによります。ノーベル賞が科学者、医学者、文学者といった個人の業績を表彰しているのに対し、この賞は人類が抱えるもう一つの問題、例えば環境汚染や人権、貧困の問題に対して、より安全な生活と人間性を高めるために貢献したビジョンと仕事に与えられる賞で、特殊な人しかできないことではなく、他の国や人が同様に実践しようと思えば誰にでもできるというような理論や方法・運動を生み出した人・団体を顕彰するものです。生活クラブ生協の受賞理由は、主婦を中心とした組合員の組織運営、生活必需品(消費材)の共同購入、環境や資源再利用、共済・福祉、生活者政治の実現(NET)や働きづくり(ワーカーズ・コレクティブ)など、共同購入を軸として、暮らし全般に広がる生活クラブの運動でした。
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