2020年5月18日
報告
生き活き市民基金
新型コロナ対応 緊急応援助成 第1次募集 助成団体の報告
選考委員長挨拶 手塚 明美(公益財団法人かながわ生き活き市民基金理事)
新型コロナウィルス感染が拡大し、子どもや高齢者への影響が広がっています。かながわ生き活き市民基金は社会的に弱い立場の方々を対象とした活動に財政的な支援を実施してきました。現在のコロナ禍の中、緊急的な支援活動を行っている市民活動団体の活動は必要でありながら資金繰りに苦慮し、活動の継続が困難となることは容易に予想できます。そこで、かながわ生き活き市民基金では、「福祉たすけあい基金積立金」と4月23日より募集開始した「新型コロナ対応緊急応援助成の趣旨に賛同くださる団体・個人からの寄付」を原資とする、緊急応援助成を実施することになりました。
寄付募集開始と同時に募集を開始した、第一次助成には、横浜・横須賀・藤沢・茅ヶ崎・平塚・二宮・小田原・座間・相模原と様々な市町から29団体もの応募がありました。それぞれ今までの活動を基に状況に合わせるように工夫を凝らした活動で、特に子どもを対象にした支援活動を多くみることができました。選考委員会を速やかに実施し、総勢8名の総意により、応募29団体すべての団体の皆様に、予算額200万円を超えた総額約230万円の助成を決定いたしました。
現在、神奈川県の新型コロナの拡散防止のための緊急事態制限は解除されていません。ますます混沌となるであろう社会的弱者への支援活動の応援をするため、かながわ生き活き市民基金では、できる限りの予算を用意して第二次募集を6月に開始する予定です。
併せて、「本助成の趣旨に賛同くださる団体・個人からの寄付」も継続募集しています。社会の資源を循環する持続性の高い取り組みです。助成を受け支援活動をする行動も寄付への行動も社会を支える価値ある行動です。多くの市民の皆様の社会を支える行動をお待ちいたします。
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